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ノートに書けば夢は実現する?
結婚相手を見つける婚活ノートの書き方
「夢ノート」という言葉をご存じでしょうか。
一時期、スポーツ選手や実業家が取り入れていて話題となった、自分の願望を具体的にノートに書いていき、実現を試みるという方法です。
スポーツ選手の場合は「どのチームでプレーするか」や「日本代表になる」といった夢を具体的に書いていきます。
実業家なら、目標となる年商や雇う社員数などが項目になります。
実は、この夢ノートは婚活版もあり、婚活ノートとして多くの人が実践しています。
決まり事はいくつかあるものの、ノートに理想を書いていくだけなので、方法としては非常に簡単だと言えるでしょう。
しかし、一度も婚活ノートを書いたことがない人にとっては、具体的にどのように書くのかよく分からないという方もいると思います。
そこで今回は、婚活ノートの書き方や注意点など、婚活ノートに関する情報をご紹介します。
そもそも婚活ノートって、何を書くためのノートなの?
婚活ノートと言うからには、婚活に関する情報や自分の目標などを書くノートなのだろうと、多くの方は理解できると思います。
しかし、具体的に何を書くのかというところまで、すぐにイメージできる人は少ないのではないでしょうか。
婚活ノートは、自分の願望を人に遠慮することなく書いていくことがスタートラインです。
今後の指針を立てるのに用いますから、この段階では将来の結婚相手について、自分の思う通りに書いてしまって大丈夫です。
婚活ノートには「自分の願望」を「具体的」に書く
まず、婚活ノートに願望を書いていく場合、それは100%自分の願望を書いて構いません。
親にすすめられて婚活したという人であっても、誰しも本来結婚するならこういう人がいいとイメージしたことがあると思います。
あるいは、具体的に自分がどのように相手と暮らしていきたいのか、家は一軒家なのかマンションなのかなど、結婚後の環境にまで思いをはせる人もいるはずです。
結論から言えば、そういったイメージを持つことに関しては、とにかく「妥協なく」書いてください。
より具体的であればあるほど、婚活ノートは効果を発揮するものと考えておきましょう。
ノートの種類はルーズリーフがおすすめ
ノートを選ぶ際、婚活ノートは日記形式で市販されているものも少なくありません。
しかし、実際に手に取ってその通りに書ける人ならよいのですが、自分に合わないと感じてしまうとなかなか書く方に意識を持って行くのが難しくなります。
そこで、婚活ノートを書くのであれば、自分の気が向いたときに必要な内容だけを書ける「ルーズリーフ」をおすすめします。
書いた内容を項目ごとに分けてまとめられるため、日記形式よりも読み返しやすくなります。
逆に、一日ごとに行動を振り返りたいという場合は、ダイアリー形式の方がよいでしょう。
自分に合う形式を選び、毎日続けることを意識して選んでください。
まずは、何でもいいから理想を書いていく
初めて婚活ノートを書く場合、どうしても理想がまとまらないといったケースも考えられます。
そのような場合は、明らかにこれは理想だと思われるような人物像であっても、まず書いてみることをおすすめします。
具体的には、以下のような内容で構いません。
「身長は180cm以上、年収は600~800万円、性格は明るくて楽しい人、顔は滝沢秀明に似ていて爽やか」
書いているうちに、おそらく結婚相手にここまで求めるかどうか、疑問を感じる人もいると思います。
その場合は、疑問を感じた時点で書き直します。
書く際に何よりも大事なのは、その相手が「あなたにとっての理想の相手」かどうかです。
そこを間違えてしまうと、せっかくの結婚ノートが台無しです。
特に容姿に関するイメージは、見直したとき一番最初に除外されると思います。
理想の結婚を実現するために、本当に高身長・高年収が必要なのかどうかは、自己分析を繰り返す中で分かってくるでしょう。
ネガティブな言葉は使わない
婚活ノートを書いていく中で注意したいのは、理想の結婚相手に対し、ネガティブな言葉で表現しないことです。
一見するとネガティブに感じられない言葉であっても、単語自体が結婚生活においてネガティブに感じられることがありますから、注意が必要です。
趣味に関することであれば、賭け事やお酒などが挙げられます。
ここで「ギャンブルをしない人」と書いてしまうと、ギャンブルをしない人であれば問題ないのか?と逆に疑問が湧いてくると思います。
お酒も同様で「お酒を飲まない人」であれば、安心して自分は付き合えるのか?と疑問に思うはずです。
これらの例に共通しているのは、要するに「趣味・嗜好で自分や家庭をつぶさない人」であって欲しいという願望です。
ということは、前向きな意味に書き直すと、次のような例が考えられそうです。
「ギャンブルをしない人→お金を自己管理できる人」
「お酒を飲まない人→楽しくお酒と付き合える人」
これは性格の面でも言えることで、何事にも「嘘をつかない人」などと書いてしまうと、自分はどうなんだ?と疑問に思ってしまうかもしれません。
それよりは「私や身の回りの人に対して誠実な人」と考えた方が、しっくりイメージできるでしょう。
理想的な結婚相手について書けたあとの次のステップ
理想の結婚生活・理想的な相手について書き記すことができたなら、次はそのイメージを補正する作業を行います。
理想はあくまでも理想であって、その理想を現実に実現するには、理想ではありながらも実現可能な内容に落とし込まなければなりません。
本当に自分が望む結婚生活とは何なのか。
どういう相手が自分にとって理想なのか。
より自分の考えに沿う内容にまとめるための方法を、いくつかご紹介します。
「本当に相手に求めること」を、ノートに書いた理想の相手から差し引いていく
結婚相手の理想がまとまったところで、次はその中から自分が本当に相手に求めることを厳選します。
過去に婚活ノートを書いていた人の意見を見ると、容姿や体型については個人差があり、なかなか婚活という限られた市場で理想を見つけることは難しい側面もあることから、一度見直したときに省かれることが多いようです。
逆に、性格や習慣の面では妥協できない点が増える傾向にあるため、その点はこだわった方が後悔は少ないと言えるかもしれません。
離婚原因の最も多い理由は「性格の不一致」ですから、いくら年収が高く容姿が整っていても、長い結婚生活でそれだけを目的にするのはリスクが高すぎます。
また、極端に理想だけを追い求めていると、知らず知らずのうちに「結婚相手が見つからないかもしれない」という、ネガティブなイメージが頭の中に生まれてきてしまいます。
自分が同じ屋根の下で相手と暮らすとき、その条件で相手と毎日を過ごせるのか、婚活ノートを書きながらイメージしていきましょう。
望んでいるイメージがどうしても湧き起らなかったら、逆に「どんな人・行動が嫌か」を考える
自分の結婚に関する願望を書いていく中で、どうしても結婚相手に対するイメージが湧かなくなってしまうケースもあると思います。
そのような場合は、結婚相手として嫌なのはどういう「人」なのか、もしくは結婚相手がどういう「行動」をとるのが嫌なのかを思い描いてみましょう。
やや厳しい言い方をすると「絶対にこんな人とは結婚したくない」という条件を、あえて書き出していきます。
具体的には、以下のような例が該当すると思います。
- お金にルーズ
- 物にあたるなど暴力的な性格
- 自分の思い通りにならないとキレる
- 年収が極端に低い(もしくは不安定)
- 仕事が忙しすぎて会える時間が少ない
このような条件がイメージできたら、今度はそれを逆の意味を持つ言葉で書き換えてみます。
- お金の管理がしっかりしている
- 怒りを抑えてから、その理由を論理的に話してくれる
- 自分と相手が違う人間だと理解し、コミュニケーションを大切にしてくれる
- 300万円以上の安定した収入がある
- 週末にデートを楽しめるだけの余裕がある
このように、前向きな意味に書き換えることで、結婚相手に関するイメージを具体化できます。
ネガティブな書き方は避けるべきですが、その前段階で言葉を考えることは問題ありません。
ノートに書く前に、自分のネガティブな考えを理想に翻訳してあげることも、大切な手順の一つです。
書き切ったら結婚相手に望む条件を読み通し、内容をもう一度確認する
最終的に婚活ノートを書き終えたら、もう一度中身を確認していきます。
結婚相手に求める条件が自分の理想通りなのか、繰り返し読んでチェックします。
疑問を感じた段階でリライトを繰り返していくうちに、理想像が次第に固まってきます。
読んでいて自分が引っかかりなく読めるようなら、そのイメージで固定して問題ありません。
次の行程に進みましょう。
目標が定まったら、具体的な行動を書いていく
婚活ノートを使って理想の相手・結婚について書いた後は、そのためにどう具体的に行動したかを記していきます。
自分が婚活において、理想の相手を見つけるために何をして、結果どうなったのかを書いていくことが大切です。
とはいえ、あまりにも理想が絵に描いた餅のようだと、理想を保ち続けること自体が難しくなります。
よって、実際に行動した結果を書き記す中で、中身を「自分が達成できそうな」内容にカスタマイズする必要があるのです。
結婚する目標期間を設ける
まずは、結婚に際して目標となる期間を設けます。
具体的に「20XX年Y月まで」のように日程を明確化します。
もちろん、1週間以内に婚約するといった無理難題はイメージしにくいと思いますので、自分が想像できる範囲で日程を決めてください。
一般的なイメージとしては「半年」が一つの目安になります。
そして、その間ノートに毎日書き綴ったり、見返したりすることで、結婚へのイメージを高めるのです。
理想・目標から逆算して考えることで、その日一日を無駄にしないようにという考えが生まれていきます。
今は一度きりですから、後悔のないよう婚活するためにも、目標を意識して行動しましょう。
自分が行動した記録をつける
続いては、自分がどのように婚活したのか、行動記録をつけましょう。
結婚相談所でリサーチをした、お見合いの段取りが整ったなど、婚活に関する一つひとつの行動を記録していきます。
中には、一見すると婚活のために行っていた行動が、全く見当違いだったという例も考えられます。
そういった場合に備えて、一日単位で行動を書いていきます。
また、気になる相手が見つかった場合は、その経緯や相手の特徴なども記録しておきます。
ルックスや趣味、勤めている会社、自分との共通点、観察していて気付いたこと、交際を進めるにあたって気になることなどをまとめていきます。
ルーズリーフ式の場合、特定の人の項目だけが増えていくと、その人が自分にとって気になる存在であることが分かってきます。
情報が集まることで、アプローチをかける人を特定し、行動するきっかけにつながりやすくなります。
自分磨きの情報もきちんと書いておく
婚活ノートには、相手のことだけでなく、自分のことも書いていきます。
主に、婚活によって得られた、婚活を有利にする情報をまとめていきます。
例えば、セミナーなどに参加したときは、内容をただメモするだけで終わるのではなく、婚活ノートにその内容をまとめます。
異性との話し方や印象を良くするメイクの方法など、学んだことをまとめることで、ゴールに近づいているという感覚が次第に生まれてくるはずです。
セミナーの内容を具体的にまとめる際は、大学ノートよりも方眼紙などを使った方が、図なども書き込めますからおすすめです。
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