関係者じゃないけど結婚できる?
警察官と出会いたい人が選ぶ結婚相談所の特徴

テレビドラマやニュースなどで、制服を着た警察官の姿をよく見かけます。
緊迫した場面でも毅然とした態度で職務に臨む姿は、世の女性の憧れですよね。

もちろん、結婚相手の職業として、警察官はとても信用度の高い職業の一つです。
しかし、その分不規則な時間帯での勤務を要求されますし、女性も相対的に少ない職場であることから、なかなか出会いが生まれにくいという側面もあります。

よって、婚活の現場では、なかなか結婚できないという警察官の男性に出会うことも珍しくありません。
今回は、そんな警察官を射止めるために選ぶべき結婚相談所の特徴や、警察官と交際する際の注意点などをご紹介します。

そもそも、警察官と出会うための選択肢とは?

まず初めに、警察官と一般人が出会うためには、事件の現場や警察署・交番以外にどのような選択肢が考えられるでしょうか。
共通項は「結婚」ですから、やはり同じ目的を持つ人同士が集まる、結婚相談所を選ぶと話が早いでしょう。

手っ取り早いのは「公務員が多い」結婚相談所を探すこと

結婚相談所には複数のジャンルがあり、職業や年齢など、個々の条件で会員を区別しています。
一つの結婚相談所で複数の枠を設けている場合もありますが、職業の一点集中型で会員を構成している結婚相談所もあります。

その中の一つに「公務員をあっせんする」タイプの結婚相談所があります。
本来は公務員同士の交流会としてスタートしたところもあり、会費や成婚料などは高いのですが、その分理想とする相手を探しやすい利点があります。

会員の中で、警察官の割合を公開している結婚相談所は見かけませんが、警察官が婚活を行うこと自体が許されていないわけではありませんから、一定数存在していても不思議ではありません。
公務員の会員数が多いことをアピールしている結婚相談所を見かけたら、一度無料案内を受けてみることをおすすめします。

年収枠のある結婚相談所も選択肢の一つ

警察官は、公務員の中でも公安系に属するため、命の危険がある分俸給も高く設定されています。
夜勤など、不規則な勤務も珍しくないことから、時間外手当も入ります。

キャリア・ノンキャリアなどのくくりで給与体系に違いはあるものの、高卒であっても総じて収入は高く、家族が暮らしていくには十分な報酬が得られます。
ケガや事故のリスクこそあるものの、定年退職時の退職金も手に入るため、老後も安泰です。

よって、年収枠で警察官を優遇している可能性も考えられることから、年収別に会員のクラスが分かれている結婚相談所も狙い目です。

婚活パーティーは身分による制約がある場合も

結婚相談所を経由するものではなく、個々人が自由に参加できる婚活パーティーの場合、警察官に出会える可能性はあるでしょう。
しかし、そのような自由度の高いパーティーについては、身分上の理由から警察官が参加できない可能性もあります。

警察官はその職務上、反社会的組織とのつながりには敏感です。
暴力団や危険思想を持つ団体とのつながりが生まれると、そこから重大な情報漏洩が起こるリスクもあります。

交際相手の女性に暴力団の彼氏がいて、そこから情報が流れるという可能性もゼロではありません。
そのため、各警察署レベルで出会いの場を制限しているケースもあるのです。

後述しますが、警察官と結婚する人は、その段階で身辺調査が行われます。
それを踏まえた上で、できるだけ確実に警察官と出会える場を選びたいところです。

警察官と一般人は交際できる?

次に、警察官と一般人との交際について踏み込んでいきましょう。

警察官は、その特殊な職務とやや閉鎖的な職場環境から、どうしても一般人とのつながりが希薄になりがちです。
しかも、警察官の男女比は15:1とも言われていますから、男性にとって職場結婚を狙うのはなかなか厳しいところです。

そこでターゲットとして浮上するのは、やはり一般人になりますから、一般女性には平等にチャンスがあります。
そこで、そもそも警察官と一般人は交際できるのか、交際するならどのような点に注意が必要なのか、気になるところをまとめてみました。

交際すること自体は可能

まず、警察官と一般人との交際についてですが、交際すること自体は可能です。
これができないとなると、警察官が家庭を持つことは許されないと言われているのと同じですから、さすがにそこまで敷居は高くありません。

インターネットを介して、警察官との合コンがセッティングされているケースも珍しくないため、交際自体が法的に制限されているわけではありません。
深い交際に発展するかどうかは別として、二人でデートする分には、何ら問題はありません。

ただし、警察官の仕事はとても不規則です。
早朝勤務・深夜勤務に加え、場合によっては休日出勤も余儀なくされます。

そのような過酷な状況下で働いている男性に対して、家事を手伝って欲しい、職場の愚痴を聞いて欲しいといった要求をぶつけてしまうと、当然衝突が起こります。
相手の職業について深く理解し、自分に相手を受け入れる余裕がない人は、警察官との交際は控えた方がよいかもしれません。

逆に、自分も不規則な環境で勤務していた経験があり、気持ちが痛いほど分かるという人は、警察官にとってよきパートナーとなれる素質を備えています。
相手に対する思いやりと尊敬を自然に表現できる、高いホスピタリティを持っている人こそ、警察官との交際がおすすめです。

結婚前に交際相手は身辺調査を受ける

警察官との交際は自由でも、結婚する際に交際相手は「試験」を受けなければなりません。
筆記試験や面接があるわけではなく、結婚相手としてふさわしい人かどうか、警察という「組織」が身辺調査を行うのです。

まず、身辺調査で調べられることは、基本的な個人情報です。
警察は独自のデータベースに個人情報を集めており、その中から結婚相手、つまりあなたの住所・氏名・生年月日・勤務先などをチェックしていきます。

続いては、過去の犯罪歴を確認していきます。
麻薬に関する逮捕歴、身内に逮捕された人はいないかどうか、暴力団と関係を持っているか・あるいは過去に持っていたかなどが調査されます。

ちなみに、スピード違反などの軽微な犯罪については黙認されることがほとんどです。
しかし、悪質なケースは問題になるかもしれません。
その他、右翼団体や一部政党の支持者はマークされる傾向にあるようです。

そもそも、このような調査をあらかじめ行う理由は、国民の安全を守るべき警察官が、人間関係によって職務に悪影響を及ぼすことを避けるためです。
警察は組織で動いているため、統率がとれなくなることが組織全体に悪影響を及ぼすのです。

警察官の誰かが不祥事を起こすことで、結果的に警察組織全体のモラルが批判される例は、過去に何度も報道されてきました。
だからこそ、同じような問題を引き起こさないため、警察は厳しい姿勢で警察官の人間関係をチェックするのです。

どういう場合に問題になるか

警察官の交際相手が調査の対象となったとき、具体的にはどのような事例が問題だと判断されるのでしょうか。
以下に、主なものをまとめてみました。

風営法違反に関する指導を受けた店舗での勤務経験

かんたんに言うと、過去に「キャバクラ・風俗店」などで勤めていた経験があり、なおかつその店が法令違反で摘発・指導を受けていた場合です。
勤めていた当人は何も知らなかったとしても、そのとき指導を受けていたり逮捕されていたりすると、警察側のデータベースに残っている場合があります。

ちなみに、法令を遵守している風俗店での勤務であれば、警察のお世話になることもありませんから、職業の点で指摘を受けることはありません。

三親等以内の親族に何らかの問題がある

自分も含め、三親等以内の親族に何らかの問題があると判断された場合、結婚は厳しくなります。
三親等は比較的広い間柄が該当し、叔父・叔母・甥・姪なども調査範囲に含まれるため、身内が何らかの形で警察に逮捕され、刑に服している場合は調査結果に影響します。

なお、一部例外として、過去に逮捕されるなどして刑期を終えている場合は、経過年数に応じて不問となるケースもあるようです。

自分が外国人である場合

現代では、昔に比べると緩くなっているものの、警察官に限らず公務員の国際結婚は難しい部分があります。
外交官などもそうですが、国益を損じる可能性がある関係性は認められないため、どうしても調査は厳しくなりがちです。

同盟国・友好国であればまだよいのですが、平和条約を結んでいない国や、過去に日本との関係の中で問題が生じた国の異性との結婚は、最終的に認められなかったり、出世に響いたりするケースはあるようです。

日本でも、自分は日本で生まれ育ったのに、ある日国籍を見たら日本国籍ではなかったという人は存在しています。
レアケースの一つではありますが、心当たりのある人は覚えておきましょう。

警察官と交際を進める上で相性のよい職業とは

警察官と結婚する場合、定時で帰れる職場で働いてきた人よりも、不規則なリズムで働いた経験がある人の方が、話が合ったり気を利かせやすかったりするようです。
よって、警察官と交際するにあたり、相性のよい職業というものは、一定数存在しています。

以下に、警察官とのカップルが多い職業について、主なものをご紹介します。

自衛官

警察官と同じ公安系の公務員であり、特別国家公務員という立場で身分が保証されています。
それだけに、スケジュールや日常生活が厳しく制限されているものの、実は婚活に熱心な職種の一つです。

自衛官も、男女比が大きく偏っている職場環境のため、男女問わず婚活への意識は高い傾向にあります。
職場結婚もありますが、官職同士がつながる協会なども発足しており、色々と話が合いやすいようです。

婚活パーティーでも、参加者を完全に公務員だけに絞ったものが行われているため、似たような価値観のパートナーを探したい自衛官の方は、参加を検討してみることをおすすめします。

看護師

看護師という職業は、誰からも魅力的に感じられる職業の一つです。
身分の違いなく人のために尽くすイメージが強く、多くの場合はそのイメージ以上に過酷な勤務を求められます。

高い給料をもらえる仕事ではあるものの、利益を重視するような働き方を求められないことから、警察官と同様に仕事へのプライド・強い倫理観が求められます。
お互いに「人の命」に関わっているという共通点もあいまって、考え方が似通っている部分は多いものと思われます。

働き方や人生に関する価値観が同じであれば、結婚後もお互いを尊敬しあって暮らせるはずです。
共働きなら、収入面でも全く問題ないでしょう。

教師

子どもを教え導く立場である教師もまた、警察官と似た部分を持つ職業の一つです。
夏休みのような長期休暇はあるものの、それは生徒側の話であって、実際のところ教師の夏季休暇にあたる休みは数日間です。

生活指導の担当になれば、夜明けまで生徒を指導するようなケースもあり、ブラック企業化している学校もあるようです。
それでも生徒のために身を粉にして働けるのは、やはり職業にかける情熱がそうさせるのでしょう。

国の治安を守るという目的のもと、日々の激務をこなす警察官もまた、誰かのために働いています。
人のために働くという共通点からか、警察官と教師の組み合わせも比較的多いようですから、ご縁があれば前向きに検討してみましょう。

副管理人からのメッセージ

警察官は、総じて結婚相手の職業としては理想的な部類に入ります。
職業自体に「高収入で正義感が強い人」というイメージがあるため、世間の評判・社会的な信頼度は非常に高いと言えます。

それだけに、実際に交際を始める場合には、いくつかの制約に迷わされることとなります。
身内の犯罪歴や自分の過去など、時には触れられたくないものに警察という組織が介入する可能性もあります。

しかし、まっとうに生活していれば、基本的には結婚に対するマイナスイメージを与えることはありません。
そもそも警察官と結婚することを考える時点で、おそらくあなたの身元はしっかりしているはずですから、組織のことより自分が交際している相手を見つめてあげてくださいね。

婚活するならこの結婚相談所が最適解

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