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自分の希望条件に合った人が見つかりやすい
データマッチング型の結婚相談所の特徴について
婚活サービスの中でも、人気が高いのが結婚相談所です。
しかし、そんな結婚相談所も今では、大きなくくりで言えば、2種類に分けられます。
それが、「データマッチング型」と「仲人型」と呼ばれています。
これらはその名の通り、データ重視のサービスか、人が介在する事を重視するサービスかで異なってきます。
今回は、そんな結婚相談所の中でも「データマッチング型」の結婚相談所について、その特徴やメリット・デメリットをおさらいします。
データマッチング型の結婚相談所の特徴
先ほども説明した通り、結婚相談所を大きく分ければ、「データマッチング型」と「仲人型」に分けられます。
中でも、データマッチング型は、その名の通りに、会員の情報をデータ化、数値化し、それらを元に相手を紹介していくサービスになります。
数ある婚活サービスの中でもメジャーな1つと言えますし、大手の企業や上場企業など、多くの人が一度は聞いた事があるような会社のグループ会社が運営していたりもします。
大きな特徴としては、まず何よりも会員が多い。という事があります。
これは当然ながら、データ化し、数値化していくため会員の数が多くないとそもそもデータ分析などができないためです。
そういったデータを元に、自分の希望条件で検索などもできるため、数値化できるものに関しては、希望に添った相手を探してアプローチしやすいという特徴があります。
また、結婚相談所のため、入会においては来店して本人確認だけでなく独身証明や収入証明などしっかりと確認があります。
そういった入会の審査や手続きなどは、さすが結婚相談所でしっかりしている特徴を持ちます。
また、各種プロフィールなどの登録においても、結婚相談所ならではのしっかりと詳細まで皆埋めなければならない事がほとんどです。
年齢や職業といった項目だけでなく、家族構成やタバコやお酒など、結婚生活において重要な要素になる項目もしっかり埋められています。
そういったところからしっかりデータでマッチングしていける特徴があります。
ただ、もう1つのタイプの結婚相談所でもある仲人型のような積極的なサポートは、あまり豊富といった事はありません。
ある程度のサポートはしてもらえますが、積極的なアドバイスや定期的な面談といったようなものはありません。
基本的なスタンスとしては、あくまでも自分だけで色々と考えて行動していくというのがベースになってくるので、困った時に相談したりといった事はできません。
もちろん、その色々とサポートしてくれる人がいない分だけ、仲人型の結婚相談所と比較すれば費用は安く済みます。
イメージとしては、ネットだけで完結するネット婚活やアプリ婚活と、仲人型の結婚相談所を合わせて割ったようなイメージになります。
データマッチング型を利用するメリット
それでは、データマッチング型を利用するメリットについて見ておきましょう。
自分の希望通りの相手を見付けやすい
会員情報は全て数値化できるものやデータ化しているものはデータ化されています。
多くはインターネット上などのデータベースに登録されているため、自分で希望条件などを入力して候補相手を検索して探す事が可能です。
各種データは、ネット婚活などのようにそれらのデータは自己責任での入力とは違い、しっかりと結婚相談所が確認をして登録されたデータという信憑性があります。
また、検索できるデータも非常に細かいところまで登録されている事もあり、タバコや結婚後の働き方といったところまで絞り込んで検索できるサービスもあります。
そのため、最初から自分の希望通りの相手を探すことが可能になり、それらのデータの裏付けがあるため、会ってみた後にあれは嘘だった、といった心配もありません。
年収重視の方や、ステータス重視の方、何かに絞り込んでこれだけは譲れないといった条件を持って相手を探したい人には特に評価がされやすい傾向にあります。
とにかく会員数が非常に多い
データマッチング型の結婚相談所は基本的に会員数が多い傾向にあります。
これはカラクリがあり、実際には多くのデータマッチング型の結婚相談所は会員情報を共有するシステムを採用しているためです。
そのため、Aというデータマッチング型の結婚相談所に入会している人と、Bというデータマッチング型の結婚相談所に入会している人も、検索するとヒットする事が多々あります。
これは結婚相談所自体の経営方針や運営方針によりますが、そういった会員の共有化をしている場合は、当然、調べられる会員数が膨大な数になります。
そのため、その分だけ自分の希望に合致する相手を見付けやすくなるというメリットに繋がります。
結婚相談所のため結婚への意識は高い
入会している方は、あくまでも「結婚相談所」への入会をしています。
そのため、婚活パーティーやネット婚活やアプリ婚活などのようなライト層ではなく、どちらかというと“ガチ度"の高い方々がほとんどです。
入会に当たっては、入会金など初期費用も必要なサービスのため、とりあえずやお試しでといった形で入会する方はあまり多くはありません。
本気で結婚相手を探しており、自分の希望条件は妥協したくない!といった方にはまさにピッタリと言えるサービスです。
大手企業や有名企業による運営も多く安心感も高い
もちろん大手だから安心、知っているから安心というわけではありません。
しかしながら、聞いた事もない会社で、存続自体や経営状況もわからない企業よりも、しっかり安定し何年もサービスを行っていたり社会的に評価されている企業の方が安心感は勝ります。
特にデータマッチング型は自分の情報を少なからずインターネット上に公開するため、結婚に対する価値観や求める条件といった非常に重要な個人情報を渡すという事でもあります。
そのため、しっかりと個人情報の保護やセキュリティ対策が取られている運営体勢でないと、リスクも伴いますので、そういった意味では大手や有名企業のグループというのは多少の安心に繋がると言えます。
結婚相談所主催のサポートやイベントも豊富
データマッチング型はあくまでもデータから相手を探す結婚相談所です。
とはいえ、やはり会員の中には会って探したいといった要望を出す方も多くいます。
そういった事もあり、データマッチング型の結婚相談所でも仲人型と同じように、会員同士だけの婚活パーティーを開催したり、イベントを主催したりしています。
参加者は全員結婚相談所の会員だけになるため、通常の婚活パーティーのように本気度がわからないといった事もなく、全員本気で結婚を考えている人だけが参加し、データではわからなかったような一面を知れたりといった事もあります。
データマッチング型の結婚相談所のデメリット
一方で、メリットがあればデメリットも多少なりとも存在しますので、しっかり見ておきましょう。
費用はそれでも高額になりやすい
仲人型の結婚相談所と比べれば、人が介在しないため安価になります。
しかしながら、それでもライトな婚活サービスと比べれば、やはり結婚相談所である以上、高額にはなってしまいます。
入会金の目安 | 3万円~10万円 |
---|---|
月額費の目安 | 1万円~2万円 |
成婚料・退会費の目安 | 無しが多い |
データマッチング型の場合は、入会金がだいたい相場で10万円前後、月会費が1万円前後、となるところが多い傾向にあります。
ただ、成婚料などは取っていないところが多いです。
仲人型の結婚相談所と比較すれば安くなるかもしれませんが、他のライトな婚活などと比べれば多少は費用がかさみます。
だいたい結婚までの費用感としては、「20万円~30万円」と考えておくと良いかもしれません。
サポートしてくれる人はいるけどそこまでじゃない
担当者やサポートしてくれたりする人がいますが、仲人型のような手厚い1対1で常に何かを相談したりできるといった事はできません。
基本的には、サービスを利用する上での不明点などのサポートとなるのが基本です。
婚活やうまくいかない時など、そういったサポートやアドバイスなど、親身になって一緒に考えてくれるという事は原則ありません。
サービス提供している企業のサイトなどには、サポート付きなどが書かれている事もあります。
しかしながら、実際に仲人型のような一緒になって親身に考えてくれるようなサポートかというと疑問符が付きます。
基本的には自分でなんとかしていく。というスタンスになりますので、その意気込みがない方は、データマッチング型よりも仲人型の結婚相談所を利用した方が良いかもしれません。
会員が多い事はそれだけライバルも多い
データマッチング型は会員が多いのがメリットですが、逆にそれはその分だけ同性の会員も多くライバルも多いという事の裏返しです。
特にデータマッチング型は、とにかく数値化されたデータで絞り込んでいきます。
年齢、年収、家族構成、趣味や嗜好などなど、そういったものでハネられてしまうと、なかなか出会えないという事も十分にあり得ます。
特に、相手への理想や希望条件が高い場合は、全くヒットしない、ヒットしても相手にされない、という事態も起こりうるので注意が必要です。
同じように、あなた自身もデータで探されています。
男性なら年収や職業面、女性なら年齢面などが特にやはり重要視されるため、そのあたりがライバルに負けてしまう場合、アプローチがなかなかうまくいかないといった可能性もあります。
好きなだけアプローチできるわけではない
結婚相談所を運営している企業も営利企業です。
利益を上げて会社を存続していかなければならず、そのあたりはしっかりサービスのルールとして制限が付けられていたりします。
データマッチング型の結婚相談所の多くは、1ヶ月間で紹介可能な人数の上限が決まっています。
どれだけ検索して相手を探せても、相手にアプローチできる上限が決まっていますので注意が必要です。
データはあくまでもデータでしかない
極論、データ同士だけで付き合わせれば、マッチング自体は容易いです。
年収○○以上、年齢○○以下など求めてる条件で探していくため、要望が高すぎない限りヒットしやすくなります。
しかしながら、データはあくまでもただの数値でしかありません。
データでの絞込検索になるため、例えば身長は170cm以上という検索条件にしてしまうと、他の要望が全て満たした169cmの相手は候補として出てきません。
同じように、年齢30歳未満を条件とした場合、他の要望を全て満たした30歳の相手は候補として出てきません。
また、例えば、性格などはデータ化する事が出来ません。
優しいという1つ取ってみても、誰に優しくどう優しいのかわからないように、数値化や選択肢的なものしかデータには表れません。
データで要望通りの相手が見つかっても、その人が自分に合うかどうかは全く別問題です。
仲人型の場合は、コンシェルジュなどが、自分と相性が良さそうかなども判断して紹介してくれますが、データ型ではそういった事はわかりません。
データにはデータのメリットがありますが、逆にデータならではのデメリットもある事を理解しておく必要があります。
データ型は会員共有システムも多いため、別サービスに入会しても変わらない可能性がある
データマッチング型の大きな特徴でもある会員数の多さですが、これは先ほども説明したように、会員データを企業同士で共有化しているところにあります。
大手であれば自社だけで会員を集めてサービスを運営できるかもしれませんが、特に地方や小さな結婚相談所の場合、そういった会員をたくさん集める事は困難です。
そのため、こういった共有サービスを利用しています。
特定の地方であったり、小さな企業が運営しているデータマッチング型の結婚相談所で会員数が豊富にいる場合は、多くがこの会員共有システムを使っていると思っても良いほどです。
この会員共有システムを使っていた場合、自分が入った結婚相談所が良くないと思って、別の結婚相談所に心機一転、入会して新しく頑張ろう!と思っても、実は元となる会員データは同じという可能性があります。
そうなったら、結婚相談所のサービス運営会社は変わっているものの、元となる会員データベースが全く同じという事になりかねません。
どれだけ検索しても、結局は前と同じで、結婚できないまま時間とお金だけが無くなっていくという危険性もあります。
データマッチング型の場合は、会員データが独自なのか、共有したものなのか、その両方を持っているのかなどしっかり把握しておく必要があります。
データマッチング型の相談所に向いている人とは
色々とメリットデメリットが混在しますが、向いている人と言えば、やはり相手への希望条件を譲りたくない、譲歩したくないという方だと言えます。
こういった相手と結婚したいといった具体的なイメージがある方には向いています。
条件検索に沿って相手を紹介してもらえるのが特徴になるため、サービス運営企業にもよりますが、相手の希望年収や年代、家族構成や最終学歴など、場合によっては喫煙の有無や共働きか専業主婦希望か、長男かどうか、家事の分担といったような条件でも絞込をかける事が可能です。
もちろん、絞り込みの項目を増やせば増やすだけ、紹介可能な人数は減りますし、難易度も高くなりますが、それでも希望条件は譲れないという方には最適です。
また、ある程度、自分自身に自信があったり、ステータス的に高いものを持っている方など、自分に強みがある人にも向いています。
女性であれば見た目、スタイル、年齢、家事力、男性であれば年齢、年収、勤め先、将来性、といったところにライバルより強みを持てそうな方は向いています。
データマッチング型はどうしても条件による検索で絞り込まれるため、そういった武器が際立っていると当然、相手からのアプローチが来やすくなります。
出会いの数が増えれば増えるだけ、自分の希望条件に合う相手と出会える可能性も格段に増えますから、そういった方には向いていると言えます。
一方、少し引っ込み思案だったり、会話にもあまり自信がない、サポートなど後押しが欲しいという方には少しハードルが高く、そういった方には仲人型の対人サポートが付くタイプの方がオススメと言えます。
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