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入会審査してるから安心は早合点?
結婚相談所選びでは「何を」審査しているかが大切
婚活をしようと思う方、なかでもなるべく早くに結婚したいと考える方であれば、婚活サービスの選択肢として第一候補に入りやすいのが「結婚相談所」になります。
いわゆるガチ勢ばかりが集まり皆が真剣に結婚について考えて悩んで相手を探していると言っても過言ではない場です。
しかしながら、昔と比べて今ではこの結婚相談所も多様化してきました。
大手や中小、さらには都心と地方など今では結婚相談所は想像しているよりも遥かに多い数が存在します。
小さな1地方都市や個人でやられている方もいれれば、それこそ数は驚くほどです。
だからこそ、結婚相談所では会員の質が大事になるのですが、その会員の質を決めると言っても過言ではない入会審査で、何を見て審査しているかというのがとても大切になってくるのです。
そもそも結婚相談所という呼び名の定義は特になく自由
そもそも論を言うと、この結婚相談所という呼び名ですが、こういうルールのもと、結婚相談所と呼びましょうというのはおそらくありません。
(おそらくというのは調べたり自分の過去の経験と知識でもわからないため、おそらくと書いています)
そのため、結婚相談所とサービスに銘打ってあれば、ユーザーからすれば、
「あ、みんな真面目に結婚考えて居る会員ばかりいるところだな」とつい思ってしまいます。
しかしながら、書いたように結婚相談所という名前を付けるのは自由です。
むしろ、名前の通り言えば結婚について相談する所になりますので、婚活サービスを提供すれば誰でも名乗れてしまう可能性があります。
大手などであればまずありえませんが、個人でやられていたりあまり聞いた事がなかったり、サービスを立ち上げたばかりといったような場合は、名ばかりの結婚相談所ということも可能性としてはゼロではないのです。
会員の質、入会審査が非常に大事
結婚相談所で婚活をしようと思うと、やはりその質は見ておく必要があります。
イメージでいえば、結婚相談所といえば誰もが結婚を真剣に考え、審査を通過した会員のみが存在するというイメージがあるかもしれません。
当然、結婚相談所のサービスを利用しようと思った際に、やはり確認しておきたいポイントとしてあがるのが、 誰でも登録が可能なのか、それともしっかりと入会の際に審査をしているのかどうかというところです。
婚活をするという事は、当然ながら結婚を前提としている真剣な人のみを集めているサービスへ 登録しなければ、お金も時間も無駄にしてしまいますので、身元については確かでなくてはいけません。
そういった意味において、やはり入会審査があるところは安心感があると言えます。
しかし、注意しなければならないのがこの「審査」というポイントです。
大事になってくるのが何を審査するのか
審査と聞くと、つい安心してしまうかもしれませんが、審査と言っても実際にはピンキリです。
結婚相談所の入会審査といえど、その内訳は様々だったりします。
審査が無ければ誰でも登録が可能になってしまいます。
誰でも登録が可能という事になれば、当然ながらどういった人が登録されていても、文句は言えません。
多くの結婚相談所において、審査が統一されているという事はありません。
これは結婚相談所に限らず、婚活サービスで入会審査はこうしましょうといった事はなくサービス側が自由に決めています。
そのため、非常に厳格な審査をしているところもあれば、比較的緩やかな審査というところもあります。
絶対に審査として必要となる独身証明書
結婚相談所に入会するという事は、当たり前の話ですが結婚を前提に考えていなければなりません。
遊び目的や何かの営業目的といった会員がいては、時間も費用も無駄になってしまいますから、少なからず結婚をしたいという目的のみの会員である必要があります。
そのため、既婚者は自ずと会員にいてはいけません。
しかしながら、結婚相談所において「独身証明書」は必須となっているとは限らないのです。
結婚相談所によっては任意提出という事もあります。
この場合、独身か独身でないかを判断するのは、あくまでも自己申告という事になりますので、そういったサービスは控えた方が賢明です。
また、同じように下記のようなものも、必須か任意かはそれぞれの相談所によって異なります。
- 身元証明のための「戸籍謄本」
- 収入証明のための「源泉徴収票」
- 学歴証明のための「卒業証書」
- 本人確認のための「免許証やパスポート」
一般的なイメージであれば、これらは当然必須なものと考えられます。
しかしながら、先ほども書いたように、「審査」というのは各会社が何をもって審査とするか異なります。
Aという結婚相談所なら、独身証明、戸籍謄本、源泉徴収票、卒業証書など全て必要というところもあれば、Bという相談所は本人確認が必須、後は本人の任意提出という可能性もあるのです。
書類だけでなく会話や人間性の審査もサービス次第
企業は当然ながら婚活サービスを営利目的で行っています。
ボランティアではありませんから、なるべく会員を増やしたいと思っています。
そのため、質を保とうとすると、その会員の数に支障がでてしまうため、企業側からしたら質は落としたくない、けれども数は増やしたいというジレンマになります。
ですから、結婚相談所によって仮に書類は問題ないとなったとしても、その人の人間性がどうかなどもきちんと見るかはその結婚相談所次第になるのです。
傲慢な人、異性を下に見る人などが仮に入会したいと来店したとして、その人がサービスに相応しくないと考えて断るか、入会をさせるかは結婚相談所によって変わってきます。
できることなら、書類審査はもちろんのこと、ある程度の最低限のマナーや人間としての基本的なスキルの審査もあるようなところがベストと言えます。
結婚相談所は様々あるからこそ比較して検討することが大事
1つのサービスだけを見て考えてしまうと、それ以外のところがどういう審査をして、何が入会に必要かということがわかりません。
ですから、結婚相談所選びだけに限らず、婚活をする場合には必ず複数のサービスを比較検討することが望ましいと言えます。
また、複数サービスでも同じグループや企業のサービスでない資本関係がない会社同士のサービスを比べるようにしましょう。
そうすることで、この資料はここは必須ではない、ここは任意だといったように、色々なことがわかってきます。
ハイクラスやハイステータスと謳っているところは、やはり審査が非常に厳しくなりやすい傾向があります。
その質を保っていないと既存会員が脱会してしまう恐れがありますから、当然入会の審査は常に厳しくされている傾向が強いです。
一方、特にそういった事も無く20代から40代まで幅広く安い値段でサービスをしている結婚相談所などは、審査もそこまで厳格でないといった可能性もあります。
いまでは悪徳業者はほとんど撲滅されなくなりつつありますが、それでもやはり審査をしっかりしてくれて、会員の質が良い方が良い縁に恵まれる可能性は高まります。
結婚相談所を選ぶ際には、入会審査をしているという言葉通りに受け取らず、なんの審査をしてどういう判断をしているのかといったところまでしっかり確認するように心がけましょう。
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