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子どもがいる再婚のための婚活について。
子持ちがのバツイチが選びたい結婚相談所の種類やプラン
「離婚したけど、もう一度幸せな結婚をしたい!」
「でも、相手に子どもの存在を打ち明けるのが怖い……」
バツイチの人がもう一度結婚を考えるときは、次回の結婚では同じ失敗を繰り返さないと強く誓う人が多い反面、実際に交際の段階になってから不安を感じる人も少なくありません。
そのため、素敵な再婚相手を求めて、結婚相談所に相談に来るケースは一定数存在しています。
特に、子どもがいる場合は、いろいろと心配事が生まれてくるものです。
- 子どもの面倒を再婚相手が見てくれるかどうか。
- 子どもが新しい再婚相手を家族として受け入れてくれるかどうか。
- お互いの家族・親類が再婚相手を認めてくれるかどうか。
このように、心配事は、交際が進むにつれてどんどん具体性を帯びてきます。
しかし、バツイチを取り巻く現実は、実際のところはそれほど深刻ではありません。
日本国内の離婚率が上昇したことも一因ですが、結婚経験を前向きにとらえる人が増えてきているのです。
今回は、バツイチが結婚する際に選びたい結婚相談所の種類やプラン、子どもがいる人が婚活をする際の注意点などについてご紹介します。
バツイチの需要は、婚活市場では一定数存在している
かつては離婚と聞くと、それだけで「何か問題がある人なのではないか」と誤解される時代がありました。
しかし、結婚に対する価値観が大きく様変わりした現代では、大都市を中心に離婚自体が珍しいものではなくなり、婚活では結婚生活経験者として一定の評価につながる結果となっています。
また、初婚者は結婚生活の失敗を避けるため、過去に失敗を経験している人に対して頼りたいという気持ちを持っている人も少なくありません。
生涯未婚率が上昇の一途をたどる日本社会において、結婚を経験したことは周囲から見て魅力的であることを押さえ、前向きに婚活した方がメリットは大きいでしょう。
今や結婚するカップルの1/4は再婚
厚生労働省が発表した、平成28年度「婚姻に関する統計」を見ると、平成27年に結婚した人のうち、夫婦どちらかが再婚だった割合はおよそ27%となっています。
大雑把に考えても、およそ1/4は再婚となる計算になります。
再婚が増加している理由としては、将来の先行きが不透明な中で、年齢を重ねてから一人でいることに不安を覚える人が増えてきたことが挙げられます。
また、芸能人シングルマザーや大家族のシングルファーザーなどがテレビなどで報道されることにより、バツイチのイメージに変化が生じてきた点も無視できないところでしょう。
いずれにせよ、統計の結果からも分かる通り、バツイチを取り巻く環境は決して婚活に不利な状況ではないと言えそうです。
男性は、離婚した原因を分析し、もう一度結婚に臨む姿が評価される
一度結婚に失敗しているにもかかわらず、バツイチが再び結婚という選択肢に踏み切る理由は、一概に説明することはできません。
ただ、男性と女性とで、やはり傾向は違います。
男性は、初婚の女性と再婚する傾向があり、過去の失敗を教訓に結婚生活をリードしようと考える人が多いようです。
初婚女性の側も初めての結婚ということもあり、頼れるパートナーを探し求めた結果、結婚経験者であるバツイチに抵抗を感じることなく一緒になれるのです。
結婚経験をポジティブにとらえる価値観の発生は、バツイチにとっては比較的男性側にメリットのある状況と言えるでしょう。
ちなみに、子どもがいないバツイチ女性についても同様の傾向が見られ、男性側は年下になるケースが多いようです。
女性は子どもの有無がネックになるが、メリットにもなる
子どもがいる女性の場合、子どもを理由に再婚に慎重な姿勢を見せることは少なくありません。
日本においては、離婚してから子どもを引き取るのは母親の方が圧倒的多数で、どうしても子どものことを考えてしまいます。
特に、思春期を迎えた子どもを持つ家庭では、新しい家族を迎え入れることが子どもの負担になってしまうのではないかと思い悩み、想い人はいても結婚はせずに交際を続けるという意見も聞かれます。
一つの家庭において、同じ屋根の下に暮らすメンバーの役割は、多様性に満ちています。
子どもの目線から考えると、もっとも基本的な単位として、親子関係が母親との間に構築されています。
母親の目線から考えると、親子関係の他に夫婦関係が構築されています。
しかし、新しい家族になる交際相手の目線から考えると、そのいずれも構築されて間もない、あるいは子どもとは成立していません。
小さなころから一緒にいる間柄と、ある程度年齢を重ねてから新しく出会った相手との間柄とでは、当然心理的な距離感は大きく異なります。
その距離感を子どもと交際相手が埋める努力をしなければ、信頼関係を築くのに時間がかかるでしょう。
しかし、子どもがまだ小さい場合や交際相手と子どもが男同士の場合は、ちょっとしたことがきっかけで仲良くなって、時には夫婦の危機さえも救ってくれる間柄になることも珍しくありません。
交際相手が昔遊んでいたテレビゲームを子どもと一緒に遊んでいるうちに、いつしかなんでも話せるようになっていたという声も。
バツイチの子持ち女性にとって、子どもの存在は再婚におけるネックにもなり、メリットにもなるのです。
「バツイチ向け」結婚相談所の見極め方
バツイチ男性・女性それぞれの傾向が見えてきたところで、実際に婚活を始める際に選ぶ結婚相談所の見極め方について、いくつかポイントをご紹介していきます。
交際相手を選ぶ自由や、バツイチにとってメリットのあるプランなど、少しでも婚活を有利に進められるところを選びたいものです。
会員数が多いこと
婚活を進めていく上でどうしても避けて通れないのは、絶対数をいかに確保するかという問題です。
年齢や条件によってマッチングする相手が限られてくる以上、できる限り多くの人に自分を知ってもらわなければ交際は始まりません。
自分の条件で登録できる結婚相談所の中で成婚に至る確率を高めるには、やはり会員数の多さを無視するわけにはいきません。
よって、必然的に大手から攻めていくことになるでしょう。
会員数の多さだけで婚活が成功するわけではないものの、自分とフィーリングが合う人を限られた人間関係で見つけようとすると、どうしても無理が生まれます。
また、参加対象となる催しもその分多い傾向にあり、チャンスを逃しにくくなります。
総会員数の中で、相手が子持ちであっても気にしないかどうかは、本当のところマッチングしてみないと分かりません。
それでも、選択肢を増やす試みは、できるだけ積極的に行っていきたいものです。
シングルマザーの初期費用が安くなるプランを用意していること
結婚相談所の中には、シングルマザー向けの初期費用が安くなるプランを用意しているところも少なくありません。
割引・もしくは一部無料というプランがあれば、その分経済的にも負担が少なくなります。
理想の相手を求めて婚活が長期化すればするほど、経済的負担が増えていきます。
子どもがいるとその成長に伴い、必要なお金がどんどん増えていきます。
だからこそ、子どもにお金がかからないうちに相手を見つけたいと思うものですが、同じ失敗をしないためにも相手に妥協するべきではありません。
よって、極力まとまったお金の支出だけでも抑えつつ、婚活を続けられる環境を選ぶことがベターです。
スタッフのケアが手厚いこと
バツイチに対する世間の抵抗が薄らいだとはいえ、それでも初婚者に比べると婚活は難しい傾向にあります。
それは、相手側が敬遠しているというわけでは決してなく、自分自身の思い込みなどが原因です。
離婚経験者の多くは、結婚生活に失望した経験を持っていることから、どうしても気持ちが再婚に向かうまでに時間がかかるものです。
また、バツイチという条件について考えてみると、それがマイナスに働かなくなっていることは確かにありますが、バツイチの相手をあえて選ぶ人は相対的に少ないです。
そのような状況に婚活を始めてから直面し、婚活を辞めようか考えたとき、頼りになるスタッフがいると安心です。
特に、仲人に近い存在がいる結婚相談所であれば、相談者の結婚観や悩み・希望する異性のタイプなどをしっかりヒアリングして、結婚相手としてふさわしい異性を紹介してくれる可能性は高いでしょう。
また、仮に選んでくれた交際相手とうまくいかなかったとしても、どこがダメだったのか一人で悶々と考える悪循環に陥る可能性は少なくなります。
自分のそばに相談相手がいることで、自分が思っている以上に精神的に安定した状態で婚活を続けられるはずです。
結婚相談所によっては、バツイチ向けの婚活テクニックなどを丁寧に教えてくれるアドバイザーもいることから、信頼できるアドバイザーに出会えたと思ったら、とことん頼りましょう。
交際をうまく進めるために必要なこと
バツイチの交際は、うまくいく場合とそうでない場合とに、ハッキリ分かれる傾向にあります。
簡単に言えば、失敗から学んでいるか、それとも失敗を繰り返しているかの違いです。
婚活を成功させる基本的なスタンスとして、他の誰でもない「目の前の相手に向き合う」ことが、交際をうまく進めるためには必要です。
以下に、注意したい点をいくつかご紹介します。
前の配偶者と比べない・悪口を言わない
バツイチ同士・片方がバツイチなど、一度失敗を経験している人が交際をうまく進めるためには、交際の概念から「比較」を取り払う必要があります。
婚活経験の少ない人の中には、交際相手を探すことについて、仕事のようなスタンスで取り組んでいる人も少なからず見られます。
まるで相見積もりでも取っているのかと思うほど、過去の交際相手を比較しようとするのです。
自分の心の中で比較するならまだしも、相手に対して直接「前の彼はこういうところが良かった……」などと言おうものなら、その時点で交際相手の気持ちは冷めているかもしれません。
もちろん、以前交際していた相手の悪口を言うのも、誰かと比較している点では同じです。
今、自分のそばにいる相手をしっかり見て、誰と比べることなく判断する気持ちを養うことが大切です。
相手に父親であること、母親であることを強く求めない
自分に子どもがいて、その上で交際相手と結婚することを決めるのであれば、基本的に「子どもはほ一人で育てる」ことを意識した方が賢明です。
もちろん、実際に結婚してしまえばそんな話にはなりませんし、交際相手もよき父親・よき母親になろうと協力してくれるでしょう。
しかし、交際相手の子どもの親になるという行為は、一度も親になった経験がない人にとっては、高いハードルの一つなのです。
にもかかわらず、父親・母親としての役割を自分の目線から要求するのは、フェアなことではありません。
また、交際相手に見えないプレッシャーをかけることになります。
親としての自分・異性としての自分を相手にしっかり見てもらい、親子の単位で交際相手に判断してもらうのが、将来にわたり関係をうまく続けるためには必要不可欠です。
前回と同じ失敗は絶対にしないと誓う
バツイチということは、過去に何らかの理由があって結婚生活にピリオドを打った経験があるということです。
自分から見て、その理由が主に相手側にあったとしても、DVのように深刻なものを除いては、自分にも何らかの理由があると考えた方が自然です。
平成27年度の司法統計によると、男女ともに「性格が合わない」という理由が、離婚原因として大半を占めていました。
お互いに生まれも育ちも違うわけですから、性格に違いが生じるのは当然のことです。
しかし、そのギャップを乗り越え、あるいは楽しみつつ、夫婦生活をエンジョイしているカップルもいるのです。
初婚時には遠慮して聞けなかったことが積み重なったり、どうしても見過ごせない価値観の違いに戸惑ったりする経験を積み重ねた結果、関係を解消することを決めるのは自然なことです。
しかし、同じ失敗をしないためには、その失敗から学ばなければ進歩はありません。
具体的には、自分は結婚相手に何を提供できるのか、逆に何を求めているのかを分析し、交際相手の性格・内面が自分に合っているかどうかをチェックすることです。
ルックスや年収など、目に見える条件で交際相手を選んで失敗した人は、特に注意したいポイントとなるでしょう。
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