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対面などでうまく話せないシャイな人に朗報。
1対1型の婚活パーティーで話せる人になる方法とは
婚活パーティーの中には、男性と女性とが1対1で話せる環境をあらかじめ整えているものも増えてきています。
気になる相手を見つけたときに距離を縮められるパーティー形式として、注目を集めています。
しかし、これから婚活を始めようと考えている人の中には、「どう話していいか分からない……」と、不安に感じる方も多いと思います。
今まで会ったこともない人と話をするのですから、そう思うのも無理からぬことです。
しかし、それは男性も女性も同じこと。
大切なのは、どうすれば緊張せずに話を進めることができるかです。
今回は、アガらずに相手と話すコツや緊張しそうな時の対策、人と話すことに苦手意識を持っている方が参加すべき1対1型の婚活パーティーの種類についてお伝えします。
そもそも、緊張自体は誰でもする
緊張することを恐れて婚活への一歩を踏み出せない方は、そもそも「誰でも緊張はする」ということを覚えておきましょう。
仮に婚活で異性と打ち解けて話せる人が身近にいたとして、その人にとっては異性と話すことが「緊張する理由」ではないというだけのことなのです。
人によって違う「緊張する理由」
緊張する理由は、婚活に限らず人それぞれですし、置かれた環境で自分がどのようなことをしなければならないかによっても変わってきます。
仕事・スポーツにおいて緊張する場面と、人間関係・恋愛において緊張する場面とでは、それぞれで内容が違うはずです。
また、人によって緊張することと緊張しないことは違います。
婚活というジャンルで言えば、誰かを好きになったときの気持ちと対比すると分かりやすいのではないかと思います。
好きで好きでたまらない人に告白するとき、しっかり想いを伝えたいのに、声がふるえてしまったり言葉にならなかったりした経験は多くの方が経験していることでしょう。
しかし、婚活の場面においては、そもそも出会う相手は初対面ということがほとんどのはず。
つまり、婚活における緊張の正体は、相手が好きという気持ちから生まれる恥ずかしさや受け入れられないことへの不安というよりも、初対面の人と話すことから生まれる緊張の度合いが強いと考えられます。
異性や不特定多数の人と話す機会が多い方であれば、あまり異性と話すこと自体は恥ずかしいと感じないかもしれません。
しかし、同性が多い中でのデスクワークを毎日されている方だと、そもそも異性と話す機会が限られているケースも考えられます。
よって、もともと異性と話す機会が少なく、経験が少ないために緊張を感じやすい環境にいるというだけですから、経験を積むことによって緊張を克服することは十分可能です。
重要なことは、緊張に慣れるということ
緊張しないようにするには、緊張していることを受け入れ、その緊張に慣れるよう心掛けることが大切です。
ここでは、ナインティナイン・岡村隆史さんの話を例にとり、緊張に慣れることについてお伝えします。
ある日、岡村さんのラジオ番組に新しいディレクターが参加することになりました。
そこで、そのディレクターはガチガチに緊張して岡村さんに挨拶。
その際に、緊張していることを包み隠さず伝えると、岡村さんはこう言ったそうです。
「緊張してください。でないと、いい番組は作れませんから。」
緊張しているときに「緊張してください」なんて言われると、かえって心強さを感じてしまいますよね。
数多くの緊張する場面を克服してきたことが、この言葉からうかがえます。
もし婚活の場面で緊張してしまうようであれば、こういう場面では緊張してしまうものと思い切って割り切ってしまい、その状態に慣れることを意識しましょう。
経験の少ないことは誰でも緊張して臨むもの。
まずは、今の自分の状態を受け入れることから始めてみましょう。
婚活において緊張に慣れるためには、どのようなことを心がけるべきなのか
緊張というテーマから考えてみると、婚活で言えば、以下のようなことを考えたことは誰しもあると思います。
- 今すぐに相手がいるこの場から逃げたい
- 何か変なこと言わなかったかな
- やっぱり釣り合わない
- 何を話していいか分からない
このとき、心の中では自信・不安・期待などが同時に芽生えているため、緊張に代表される心理的な葛藤が生まれているのです。
緊張を解きほぐし、相手と自然な形で会話をするためには、どうすればよいのでしょうか。
まずは「必要以上に自分を良く見せようとしない」ことを覚えよう
婚活の場面では、お互いに利害関係がはっきりしていて、「結婚相手を見つける」という目的があるため、相手を深く知るというよりは、どうしても自分主体で考えてしまいがちです。
そのため、自分のスペックが相手に見合うものなのかや、相手とフィーリングが合うかなど、自分の頭の中で相手について色々考えてしまいます。
その結果、自信がなくなって話ができなかったり、逆に自分を良く見せようとして失敗したりする例は多いのです。
ただ、自分に自信がないというのは、冷静に考えると傲慢な話です。
婚活においてあなたを評価するのは相手であって、自分で相手がどう評価するのかを決めることはできません。
だから、コミュニケーションを取るにあたり、そもそも自信などいらないはずなのです。
まずは、自分を必要以上に良く見せようとせず、自然体で話すことを心がけたいところです。
最初は難しいと思いますが、参加者全員に好かれようとするのを止めて、相手としっかり話をすることに意識を集中させましょう。
無難な話のテーマをいくつか用意しておく
「木戸に立ちかけし衣食住」
どこかで聞いたことがある方もいるかもしれませんね。
これは、初対面同士やあまり親しくない方との会話において、会話を引き出してくれるヒントとなるキーワードです。
この言葉は、それぞれ会話のテーマにおける頭文字をとったものになります。
- き:気候(今日は昼間暑かったですね)
- ど:道楽→趣味(身体鍛えてそうですね)
- に:ニュース(沖縄で雪が降ったそうですね)
- た:旅(今日初めて参加しましたが、ちょっとした長旅でした)
- ち:知人(主催者の○○さんの紹介でいらしたんですか?)
- か:家庭(私以外、家族はみんなタバコを吸うんですよ)
- け:健康(ちょっと太り気味なので、目下ジムで運動中です)
- し:仕事(接客業をしてらっしゃるんですね。私は座ってばかりの仕事なのですごいと思います)
- 衣:衣類(素敵なお召し物ですね)
- 食:食物(この会場の下にあるレストラン、シーフードピラフが有名らしいですね)
- 住:住まい(マンション派ですか?それとも一軒家派ですか?)
カッコの中はあくまでも一例に過ぎませんが、これらのいずれかを取っ掛かりにして、相手に話しかけるテーマをあらかじめいくつか決めておきます。
その反応を見ながら、会話を進めていくというものです。
逆に、相手から話を聞かれたときは、極力相手を意識せずに本当のことを伝えましょう。
相手に期待しないよう意識していても、やはり緊張感はどうしてもにじみでるものですから、それを自覚していれば失礼なことは相手に言わないよう自然と気を遣っているはずです。
とはいえ、踏み込み過ぎは危険
相手に対し期待せず話すと言っても、初対面であまりにも直接的な表現をするのは、相手に無駄な緊張を与えます。
まずは、お互いに会話のキャッチボールができるかどうかを試す意味合いで話してみましょう。
先の「木戸に立ちかけし衣食住」の例で言えば、特に注意したいのは「家庭」や「健康」の話です。
人によってはスペックを過剰に気にする人もいるので、場合によっては「仕事」の話も避けるべきかもしれません。
かつては、家庭や健康の話が相手との距離を縮めるツールになっていた時代がありました。
しかし、プライバシーの意識が進むにつれ、この2つのテーマはどちらかというと敬遠されがちです。
ただ、婚活は将来的に家庭を築き、病める時も健やかなる時もお互いを思いやる相手を見つけるためにすることなので、緊張感が多少ほどけたら、状況に応じて会話に織り交ぜることを考えてもよいでしょう。
どうしても緊張してしまうあなたに贈る、緊張しないための対策とは
期待しないことを意識して、まずは話をすることを楽しもうと言われても、そもそも「話を楽しむ」ことを感覚的に忘れてしまっているケースは珍しくありません。
そこで、どうしても1対1で話をすることに緊張するあなたに、緊張しないためのとっておきの対策をお教えします。
最初に「ごめんなさい、緊張しています」と言う
緊張している人は、どういうわけか緊張していることを悟られないようにする傾向があります。
防衛本能として考えると当然のことなのですが、それは円滑なコミュニケーションの邪魔になることが多いようです。
そこで、出会い頭に、ある意味嘘でもいいのでこう言います。
「ごめんなさい。私は打ち解けるまではあまり人と深く話せません。正直とても緊張しています。」
人は、正直に話す人を敵視しません。
むしろ、警戒を解いて話してくれるでしょう。
相槌をしっかり打つことを意識する
緊張しているときは、話の内容などどこへやら、ということも珍しくありません。
しかし、ここは意識して相槌を打つことを意識してください。
「うんうん」・「そうなんですか」・「すごいですね!」という表現には、相手を肯定するニュアンスが含まれています。
人間は、自分の話すことが相手に受け入れられていると感じると、たくさんのことを話したくなるものです。
自分の口を上手く動かせないなら、相手にしゃべってもらいましょう。
会場入りする前に、深呼吸をたくさんする
緊張をほぐすための基本的かつ最終的な手段は、深呼吸です。
そもそも深呼吸によって緊張がほぐれるように感じるのは、深呼吸によって筋肉をゆるめているからです。
緊張している間は交感神経が優位になっていますが、深呼吸により意識して息を吐く時間を増やすことにより、副交感神経が優位になり身体がリラックスします。
トイレの中でも建物前のベンチでも構いませんから、とにかく息を吸って、その倍以上の時間で息を吐ききることだけに集中していれば、いつの間にか冷静になっている自分に気付くはずです。
アガりやすい人が参加すべき、1対1型の婚活パーティーの種類とは
仕事であれ婚活であれ、人間は同じような経験を積むことにより、緊張感が薄れる生き物です。
そのため、場数を踏むことで緊張感を和らげることができます。
とはいえ、経験値は人によってさまざまですから、できる限り会話する前に相手の情報が分かる仕組みの婚活に参加した方が、会話しやすくなるはずです。
緊張しやすい人が1対1の婚活パーティーに参加するなら、以下のような種類を選ぶとよいでしょう。
ビギナー向けの参加者をつのっている婚活パーティー
どんな人にも、初めてはあるものです。
そして、初めて同士だからこそ話しやすいこともあります。
1対1で話す際に、どちらかが経験者であった場合、必ずしも相手がリードしてくれるとは限りません。
そこで、お互い同じ条件で参加できるようビギナーをつのっている婚活を選ぶと、参加者も比較的話しやすい傾向にあるようです。
男女の人数を同程度に揃えていたり、プロフィールカードと呼ばれる自分の情報をアピールするカードの項目などが充実していたりと、初心者にとって分かりやすいパーティー構成になっていることも魅力の一つです。
ライフスタイル・価値観が合った二人が集う婚活パーティー
夜型なのか朝型なのか、年上派なのか年下派なのかなど、それぞれのライフスタイルや条件があらかじめ分かっているタイプの婚活であれば、共通項がすでに見つかっているため話しやすいというメリットがあります。
先に挙げた「木戸に立ちかけし衣食住」でも、お互いにかみ合えばちょっと深い話題に持って行けるかもしれません。
例えば「緊張しやすい人限定」のような条件であれば、意外と本音トークができるかもしれませんね。
趣味が合う人同士もオススメ
見知らぬ人と話すのは難しくても、自分の趣味についてなら朝まで語れるという方は、意外と多いものです。
当然、相手を無視して話すのは論外ですが、同じ趣味なら取っ掛かりを見つけやすいのは間違いありません。
プロフィールカードに自分の好きな趣味のテーマが書いてあれば、1対1で会話につまったとき、さりげなく話を振ることもできます。
熱心に話せる相手が見つかれば、思いのほか早く関係が深まるかもしれませんよ。
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