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アラサー・アラフォー世代が婚活で疲れる原因と対策
婚活を実際に始めてみると、あれよあれよという間に結婚相手が見つかる人もいれば、なかなか思ったように相手を見つけられないという人もいます。
特に、アラサー・アラフォーとなると、年齢を重ねるにつれて相手を見つけにくくなり、体力的にも婚活パーティーなどに参加するのがつらくなってきます。
しかし、同じような年代で婚活に参加している人の中には、新しい出会い自体を楽しむかのように、交際相手を見つけている人が一定数存在しています。
果たして、その差はどのようなところにあるのでしょうか。
今回は、アラサー・アラフォー世代が婚活で疲労をためてしまう原因と、心身ともに調子が整った状態で婚活に臨むための対策についてご紹介します。
アラサー・アラフォーの女性が婚活疲れにおちいるケースとは
アラサー・アラフォーの女性は、どうしても年齢がネックになってしまう傾向があります。
婚活において、男性に比べると女性はどうしても年齢で足切りされやすくなります。
もちろん、アラサーであれば年代的に十分婚活で通用しますが、やはり20代前半の方が圧倒的に婚活では有利です。
アラフォーともなると、そもそも最初の段階で対象外となってしまうことは珍しくありません。
年齢だけでもこのような傾向が見られることから分かる通り、女性は特に男性や周囲の評価にさらされます。
実は、それが女性を婚活疲れにしてしまう要因なのです。
○男性と女性が持つ「デリカシー」の違い
男性と女性とを比較したとき、どちらが「デリカシーに欠けるか」という問いに対する明確な答えはありません。
しかし、婚活の現場においては、男性の目線は女性の目線に対してデリカシーに欠ける傾向が見られます。
働く女性向けの情報を紹介しているサイト「マイナビウーマン」のアンケートによると、婚活で嫌な思いをした女性の多くは、男性から商品のように値踏みされたことがあると回答しています。
自分の年齢について驚かれたり、タイプではない男性からしつこく言い寄られたりと、自分がして欲しくないことを男性側が知らずにアプローチをかけてくることにストレスを感じてしまうようです。
結婚に対する周囲の期待度
日本においては、女性に対する結婚へのプレッシャーはまだまだ強いものです。
an・an総研のアンケートによると、周囲から結婚に関するプレッシャーを感じたと回答した女性の割合は83%となっており、本人の意識にかかわらず社会的なプレッシャーが強いと感じている人は多いようです。
婚活ではよく言われる「結婚適齢期」や「出産限界期」についても、男女ともに気にしている人は一定数存在しています。
友人が次々と結婚していったり、親から結婚を急かされたりと、自分の周りの環境が変化しているのに自分は変わらないことに焦りを感じ、婚活を始めてはみたものの結果がすぐに出ないことから、自己嫌悪におちいってしまう人も少なくありません。
理想が高くなりがち
これは女性だけに限らず男性にも言えることですが、婚活は結婚相手を見つけるために行うイベントであり、一生を共にする相手を探すことが目的です。
そのため、恋愛の延長として結婚するよりも、概して理想が高くなりがちです。
もちろん、自分にとって決して譲れない条件というものはあるでしょう。
しかし、言葉は悪いですが、自分が品定めをしているように、相手もまた自分を品定めしています。
自分が相手を何らかの理由で選ばなかったのと同様に、仮にあなたが選ばれなかったとしたら、それはあなたにも何らかの原因があったということです。
人間は、自分には甘く他人には厳しい目で接することが多いものです。
そのため、自分が相手に選ばれないことが続いてしまうと、どんどん自分の理想だけが独り歩きしてしまいます。
結果的に自分は誰にも選ばれず、理想の相手も見つからない状況が続き、次第に婚活疲れがたまっていくのです。
アラサー・アラフォーの男性が婚活疲れにおちいるケースとは
アラサー・アラフォーの男性は年代的に、仕事で脂の乗った時期に婚活を行っています。
よって、年代に限って言えば、最も結婚相手としてふさわしい相手だと評価されやすい年代と言えます。
一見すると、決して男性にとって悪い条件ではないはずなのですが、どうして婚活疲れが起こってしまうのでしょうか。
原因を突き詰めて考えると、その「脂の乗った時期」にもかかわらず、思ったような成果が出ないところに原因があるようです。
女性にアプローチしても反応がない
交際を始めるにあたり、女性から声がかかるケースは増えてきていますし、婚活では男女問わずアプローチを積極的にかけることは大切です。
しかし、やはり婚活や恋愛では、男性から気になる女性に対してアプローチをかけることがまだまだ主流です。
一生懸命アプローチを複数の女性にかけたとしても、婚活の現場では100%自分の理想の女性に出会えるとは限りません。
また、相手を選ぶ際に妥協する点もあるでしょう。
にもかかわらず、女性からまったく反応がないことは珍しくありません。
自分が妥協して選んだ相手に対しても声をかけているのに、まったく反応がないケースが続くと、次第に自分への自信を失ってしまいます。
あるいは、同じ時間とお金をかけるなら、もっと別の方法があるのではないかと考えるようになります。
こうして、次第にストレスがたまっていき、婚活から遠のいてしまうのです。
金銭的な面で負担がかかる
女性が結婚相手に望む条件として、収入の多さを第一条件に挙げるケースは少なくなってきましたが、やはり一定の収入がないと結婚するには不安だと感じている人は存在します。
また、男性の側でも、よい相手を見つけるためにはそれ相応の出費が必要になります。
一部の特殊な職業を除いて、年収をアピールする結婚相談所に加入するためには一定の費用がかかる傾向にあり、毎月の収入に対する出費も馬鹿になりません。
なかなか結果につながらないと、それだけの金銭的負担を抱えながら婚活を続けることに意味を感じられなくなり、結果的に婚活疲れをためてしまう男性は多いようです。
仕事との折り合いをつけるのが難しくなる
男性にとって、アラサー・アラフォーという年代は、働き盛りの年代です。
会社で働いている人にとっては出世競争の真っただ中であり、フリーランスであればキャリア構築のために寝る間を惜しんで働く年代と言えるでしょう。
人によっては、この時期に独立を考えることもあるはずです。
仕事で正念場を迎える中で、婚活に割ける時間が次第に惜しくなり、いったん婚活から離れてしまうというケースも十分考えらえます。
初対面の異性と出会う機会が増え、仕事と婚活とを同時進行することは、自分が想像している以上の疲労を抱えることにつながります。
婚活をあきらめるには十分考えられる原因と言えるでしょう。
アラサー・アラフォーの女性が、婚活疲れをためこまないためにできること
婚活を成功させている女性に見られる傾向の一つとして、あまり無理をせず自然体で婚活に臨むというものが挙げられます。
言葉にすれば簡単ですが、年齢を重ねるにつれ、自分の中には知らず知らずのうちに譲れないプライドが染み付いていきます。
自分ではプライドを持っているつもりはないと考える人も、冷静になって考えてみると、全く相手に対し妥協点がなかったというケースはよくあることです。
相手に何かを望むことよりも、自分が結婚することで将来的にどうなりたいのかを考える方が、より建設的に婚活を進めることにつながります。
そして、考え方に柔軟性を設けることで、婚活に対する期待値も減り、より疲れにくくなるのです。
まずは妥協点を探る
できることなら、理想の相手を見つけたいと誰もが思うはずです。
しかし、あなたにとっての理想を相手に押し付けることは、決して建設的なことではありません。
お互いが幸せになるためには、まず自分が結婚相手に対して妥協できる点はどこなのかを考えてみましょう。
おすすめの方法は「これだけは絶対に妥協できない」ことを、一つに絞ることです。
それが難しいと考える人は、せめて三本の指にまでにとどめておきたいものです。
どうしても妥協できない点を決め、理想でがんじがらめになっていた状態から少しダイエットできれば、自分が結婚に何を望んでいたのかが明確になります。
相手の好みを知る
婚活は一生の問題ですから、妥協できない点を妥協してまで、結婚する必要はありません。
しかし、相手が自分のことを気にしてくれるのか、好きになってくれそうかどうかを知ることも、関係を成立させるには重要な点です。
アラサー・アラフォーでの結婚となると、場合によっては男性よりも年上になることを想定しつつ、結婚相手を選ぶ場面にも遭遇します。
自分はあくまでも年上希望と考えていても、男性側のニーズに合わなければ、いつまでたっても誰かと関係が進展することはありません。
男性によっては、年上の女性に引っ張ってもらいたいと考えている人も少なからず存在します。
ニーズがあるところに自分を売り込んでいけば、少なくとも自分の希望を押し通すよりも成功する確率は高まります。
どうしても疲れが取れないときは一度休んでみる
婚活は、精神的にすり減る場面が多いため、長い間ノンストップで続けていると容姿にも影響します。
疲れた顔でパーティーに顔を出しても、相手に悪い印象を与えてしまうでしょう。
鏡で見た顔が疲れていると感じたら、一度婚活を休んでみることも大切なことです。
婚活を一度休んでみたら、なぜかその間に新しい出会いが見つかって、そのまま結婚してしまったというケースは珍しくありません。
自分の人生を大切にして、まずは疲れ切った心身を回復させることを優先しましょう。
アラサー・アラフォーの男性が、婚活で疲れをためないようにする方法
男性の場合、年齢がハードルになるケースは、女性に比べると少なくなります。
その反面、今まで女性との交際経験がない人は、その分コミュニケーションの面でマイナスに働きます。
いかに仕事でよい実績を挙げていても、会話が続かなければその時点で結婚相手候補から外れてしまいます。
せっかく一生懸命アプローチをかけていても、結果的に女性が好感を持つコミュニケーションが取れていないケースは珍しくありません。
コミュニケーションが不得手だと感じている人は、婚活に必要な話し方・意思の伝え方を意識して勉強することで、交際につながる確率を高められます。
逆に、そこまでしなくてもいいと考えるようであれば、婚活にかける時間・予算の見直しが必要かもしれません。
結婚相談所などで行っているセミナーに参加する
結婚相談所によっては、男性向けの「女性との話し方」に関するセミナーを案内しているところがあります。
自分が女性と会話することに慣れていないと思うのであれば、まずはセミナーに参加することをおすすめします。
セミナーでは、初対面の女性が持つ警戒心をほどく話し方や、女性が好感を持つファッションセンスの磨き方・女性の好感度が高くなるテクニックなどを教えてくれます。
全てを一発で身に付けることは難しいでしょうが、知識として頭に入れておくだけでも、会話時に意識できるようになるはずです。
優先順位を決める
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあるように、婚活と仕事とを何とかして成立させようとすると、どこかで無理が生じてきます。
自分が現時点で最も大事にしているものは何かを考える時間を作ると、かえって婚活にこだわる自分の心をほぐすことにつながります。
アラサー・アラフォーの男性は、仕事へのウェイトがどうしても高くなりがちです。
疲れを癒す暇もなく、休みの日に婚活をするというのは、自分が思っている以上に疲労をためこみます。
婚活と仕事を同時進行することで、両方が思うようにいかないのであれば、今の自分にとってどちらが大切なのかを見直してみましょう。
婚活には自分にとって負担のない範囲で投資する
予算が自分の想定していた以上にかかっていると感じたら、婚活にかかる予算を見直してみることも大切です。
特に、高額なパーティーに参加していても結果につながらない場合は、そもそも自分が女性にとって魅力的でない可能性があります。
このような場合、どこに投資するのかを考えないと、お金だけが飛んでいくことになります。
婚活パーティーに参加することだけが、婚活ではないということを覚えておくと、選択肢が広がります。
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